公立大学法人 奈良県立医科大学脳神経外科

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臨床研究

臨床研究

1. 脳血管障害に対する集学的治療に関する研究

2. 脳血管障害術後の脳循環に関する研究

3. 悪性脳腫瘍に対する集学的治療に関する研究

( 最新式定位放射線機器ノバリスを用いた新たなradiosurgeryプロトコールの開発)

4. 低侵襲脊椎・脊髄手術法の開発

5. てんかん原性獲得機序に関する臨床的研究

6. 神経内視鏡手術における新しいシステムの開発

7. 不随意運動(パーキンソン病含む)に対する新たな深部電気刺激療法の展開

8. 乳幼児重症脳損傷に対する低体温療法

9. 初発の頭蓋内原発胚細胞腫に対する放射線・化学療法第II相臨床試験

10. 脳卒中発症患者のてんかん発症に関する観察研究

11. 洗浄液の組成による慢性硬膜下血腫再発抑制の検討(前向き多施設研究)

12. 悪性脳腫瘍克服のための新規治療標的およびバイオマーカーの創出にむけた多施設共同研究による小児頭蓋内悪性腫瘍の遺伝子解析

13. 高齢者神経膠芽腫に対するMGMTメチル化を指標とした個別化治療多施設共同第II相試験

14. 脳梗塞再発高リスク患者を対象とした抗血小板併用療法 の 有 効 性 及 び 安 全 性 の 検 討 CSPS.com(Cilostazol Stroke Prevention Study/ Combination)

15. もやもや病における高次脳機能障害に関する検討 COSMO-JAPAN study( Cognitive dysfunction Survey of Moyamoya )

16. GM111の脳硬膜欠損および脳硬膜縫合不全の患者を対象とした多施設共同臨床試験

17. 脳血管撮影を受ける患者を対象としたイオジキサノールとの2重盲検比較試験

18. スタチンによる小型脳動脈瘤の増大抑制および破裂予防効果に関する多施設ランダム化比較試験SUAVe – PEGASUS 研究( Small Unruptured Aneurysm VerificationPrevention Effect against Growth of cerebral Aneurysm Study Using Statin)

19. オクトレオチドLAR治療における投与量の増減が先端巨大症・下垂体性巨人症患者の内分泌学的効果・臨床症状に与える影響についての研究

(1)脳血管障害の基礎的研究 脳血管障害の基礎的研究
脳卒中の半分以上を占める虚血性脳血管障害は特に高齢者に多く、再発悪化の頻度も高いため、その発症・悪化に関して今後も充分な対策を講じ必要があると同時に予防に関する対策が重要な課題となっており、当科においても重要な研究テーマである。当科では、臨床的見地より以下の脳血管障害に関する基礎的研究を行っている。

in vivo及びin vitro系における虚血性神経半影(Penumbra)のモデル化とその応用
虚血性脳傷害におけるgap junctionの働きに関する研究 低酸素環境が内因性神経幹細胞の遊走・分化に与える影響 spreading depressionの虚血性脳障害に対する影響の研究 虚血再灌流障害に関する研究 – C1-esterase inhibitorおよびanti-ICAM-1 antibodyによる脳保護効果 虚血性神経細胞死のシグナル伝達

(2)脳静脈潅流障害の病態解明と治療に関する基礎的研究
脳卒中の研究において、脳静脈潅流障害の研究は脳動脈閉塞による虚血の研究に比べてはるかに遅れた分野である。
近年、高齢者の術後静脈性出血や頭蓋底外科の発達に伴い、脳静脈潅流障害後の脳損傷による病態把握の必要性が認識されるようになってきた。当教室では、独自の脳静脈潅流障害モデルを作成し、基礎的な研究に取り組んでいる。

脳静脈梗塞の画像診断に関する基礎的研究―急性期MRIにおける皮質造影効果
脳静脈潅流障害と脳浮腫―VEGFの発現と抗VEGFによる脳浮腫抑制効果
硬膜動静脈瘻の発生メカニズム―血管新生関連因子との関係 脳静脈潅流障害におけるBDNFの脳保護ならびにアポトーシス抑制効果
脳静脈閉塞モデルにおけるgap junctionの働きとglutamateの関係について

(3)Ischemic postconditioningにおける電気生理学的検討

(4)硬膜の生着におけるゼラチンのり・ゼラチンシートの有効性 および安全性についての研究開発

(5)グリオーマ細胞株に対するレベチラセタム併用によるデモゾロミド治療効果増強メカニズムの解析

(6)免疫不全マウスを用いた神経膠芽腫に対する免疫細胞化学療法の開発

20.『開頭手術における腰椎ドレナージにともなう合併症のリスク因子解析』

21.下垂体腫瘍に対する内視鏡下経蝶形骨洞手術における術中眼球運動モニタリング開発の為の、電気刺激による誘発眼球運動記録法の比較試験

22.『未破裂大型近位部内頚動脈瘤の治療法に関する全国実態調査』

 

臨床研究〜研究課題

当教室では、脳神経外科に関連する領域について、日々臨床研究を行なっています。
当院医の倫理審査委員会に承認された、現在試行中の研究テーマを下記のとおり情報公開します。

本研究への参加を希望されない場合は、お申し出下さい。参加を拒否することで皆様に不利益が生じることは決してありません。

ご質問等ございましたらお問い合わせください。

【承認番号】〜研究課題(直近10件)

>>すべての臨床研究についてはこちら

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