脳神経外科の前期研修
特色① 脳卒中の初期対応から治療を学べます。
脳卒中はどの診療科に進んでも、臨床医であれば必ず遭遇するものです。
当院では2017年10月から脳卒中センターが新たに創設され、神経内科の先生と合同で奈良県内の脳卒中患者さんの治療にあたっています。
脳卒中のtPA投与などの初期対応から血栓回収療法などの血管内治療や直逹手術を実際に体験するだけでなく、脳神経内科とのカンファレンスなどを通じて、脳卒中の知識を深めることができます。
手術室では、慢性硬膜下血腫に対する穿頭術を経験したり、開閉頭時に一緒に術野に入り手を動かしたりと、活躍の場がたくさんあります。
また、希望があれば顕微鏡を使ったマイクロ練習もすることができます。
特色② 周術期管理や手術手技が経験できます。
脳神経外科の周術期には、神経学的な評価や頭蓋内圧コントロールに加えて循環や呼吸などの全身管理のスキルが必須です。
これらを学びつつ、前期研修医が経験すべき動脈ライン挿入や中心静脈路の確保、気管内挿管、腰椎穿刺、スパナルドレナージ挿入などの手技を経験することができます。
特色③ 個々のご要望にお応えします。
将来進む科として脳神経外科を希望するかどうかに関わらず、ローテートしていただいた方全員に
「脳外をまわってよかった!」と言って頂けるよう、それぞれの先生のご要望に可能な限りお応えします。
「とにかくたくさん手術をみてみたい」
「脳卒中を学びたい」
「脳血管内治療に興味がある」
「脊髄外科をみたい」
「小児脳神経外科手術についてを知りたい」
「脳腫瘍の手術をみたい」
「てんかん外科を学びたい」等々、ご要望があれば事前に申し出てください。
一週間のローテーションの例
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