プロフィール
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岡本 知也 医員
- 入局年度:2020年(令和3年)
子供時代〜医師を目指すきっかけ
小学校2年生から高校、大学でもずっとサッカーをやっていました。
医師になることを意識したのは高校生の頃です
特に家族や親類など身近に医療関係者がいるという訳ではなかったのですが
サッカーをする中で、自分自身はあまり怪我をすることはなかったのですが、故障して苦しむ仲間をみて、そういった人を助けるようなことが、自分にあっているかもしれないと思い「実際に、治療をできるようになりたいな」と考えだしたのがきっかけのように思います。
脳神経外科を選択した過程
はじめは整形外科に興味があったのですが、当初は内科か外科かどちらか、という部分にはあまりこだわりは有りませんでした。
初期研修で救急現場に関わる機会があった時に、いろいろな分野に興味が出てきて、最終的に自分の専門の科を決めようと思った時に、整形外科もそうですし、あとは<脳神経外科や循環器内科も考えました。
いろいろ考えてそれぞれ仕事内容も全く異なる中で、周りの人にも相談したのですが、そんな中で、正直自分の性格的に内科の方が合ってるんじゃないかという気がしたこともありました。はじめて脳神経外科に興味を持ったきっかけは、脳卒中の患者さんを診療している先輩を見た時でした。こういう方々の治療をしたいという思いになり、最終的に決めました。
「自分自身がどういうこの治療に関わりたいか」を大切に
自分自身がどういう治療に関わりたいかと思った時に、循環器の心臓病の人を治したいのか、脳卒中などの脳疾患の治療に関わりたいのか、その辺をよく考えて答えを出したように思います。
私の場合は研修時の経験からその後、考えて決めましたが、学生時代から自分の進む道を決めている人もいましたし、私のように研修していく中で決めていく人もいました。進路の決め方もそれぞれで、私の周りでは、学生時代から決めていた方、そうでは無い方がだいたい半々ぐらいだったと思います。
当初の脳神経外科へのイメージ
脳神経外科に対して、難しいイメージももちろんありましたが、整形外科でも難しそうですよね。手術もたくさんあって大変そうですし、言ってしまえば全部難しそうですよね。そんな中でも、やはり脳神経怪我は手術も細かいですし、病気自体もかなり複雑だという印象はありました。
仕事とプライベートのバランス
緊急対応なども、もちろんありますが、普通に一般的な生活が難しいほどの行き過ぎたイメージでは無いと思います。家でゆっくりすることもありますけど、ちょっと家族で出かけたりとかそういう時間も作るようにはしてます。
初期研修や医局の雰囲気
初期研修は関連病院で経験しました。そちらでも、かなり丁寧に指導もしてくださいましたし、とても熱心な治療もされていました。
正直なところ、脳神経外科というと、少しピリピリした怖いイメージもありました。実際に入局してみると奈良医大の医局内については、組織としては結構大きく、しっかりしているのですが、若手、中堅の先生もそうですし、部門責任者といった大先輩クラスの先生方でも親しみやすく、とても風通しはいいと感じています。よい雰囲気だと思いました。
専門資格取得や若手医師の育成
様々な専門医の資格がありますし、その取得が脳神経外科医としてのスタートでもありますので、それらの取得はとても大事です。医局内でもそういった資格取得については、サポートも手厚いです。先輩が勉強会も開いてくださり、普段のカンファレンスもとても協力的にサポートしていただいています。若手の症例提示についても教育的に指導してくださり、自分自身の知識の抜け漏れとかがないか確認できますし、その上で補足情報も追加してくださるので非常にありがたいです。後輩医師を育てようとする雰囲気があります。
後輩の皆さんへメッセージ
私の場合は、脳神経外科を選択し、その先のサブスペシャリティーとして、さらに血管内治療の専門性を高めることを目指していますが、進路や専門性についての決め方は様々かと思います。
患者さんに寄り添う気持ちも、もちろん大切ですが
自分の進路を決める際は
「自分に向いてるのか」
「自分がどういう患者さんを助けたいのか」
そういったことも大切にして、いろんな人の話を聞いてみるのが良いと思います。