公立大学法人 奈良県立医科大学脳神経外科

MENU
CLOSE

【3390】頸椎症性脊髄症における椎間関節変性の特徴の調査

2023年06月01日

奈良県立医科大学附属病院で診療を受けられた皆様へ

当院では、以下の臨床研究を実施しておりますのでお知らせいたします。
下記の概要についてご確認いただき、情報が当該研究に用いられることについて患者さん、もしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、情報を用いませんので、以下の「問合せ先」までお申し出ください。その場合でも患者さんに不利益が生
じることはありません。

下記の研究は、奈良県立医科大学医の倫理審査委員会(以下、「倫理審査委員会」と略します)で審査され、研究機関の長の許可を得て行います。

1 研究課題名 :頸椎症性脊髄症における椎間関節変性の特徴の調査
2 研究期間: 実施許可日から 2024 年 3 月 31 日
3 対象患者: 対象期間中に当院で頸椎手術、脳血管撮影検査・脳血管内治療を受けた患者さん
4 対象期間 :2013 年 1 月 1 日 から 2022 年 3 月 31 日
5 研究機関の名称:奈良県立医科大学
6 研究責任者 氏名 :岡本愛 所属 脳神経外科
7 使用する試料・情報等
以下の患者情報を診療録より収集します。
-1 臨床所見(年齢、性別、診断病名、現病歴、既往歴、嗜好歴、手術/検査日、術式、神経診察所見)
-2 画像所見(レントゲン、MRI、CT)
-3 臨床経過(神経診察所見)
8 研究の概要 :
頸椎の変性によりおこる脊髄症は加齢に伴う頻度の多い疾患です。症状を出さないもの(無症候性)が多いですが、症状が出た場合(症候性)は日常の活動性を低下させます。頸椎の配列や、椎間板・靭帯の加齢性変化、頸部運動に伴う脊椎の不安定化など様々な要素が関与していると考えられます。その中で頸椎同士をつなぐ関節(椎間関節)に着目して、手術を要した患者さんと無症候の患者さんにおける関節の変性を比較することで、その特徴を明らかにするためにこの研究を行います。今回の研究は、新たに研究対象者を募集することは行わず、過去に放射線画像検査を受けられた患者さんの臨床情報を元に研究を行います。得られる知見により,症状増悪の予測や手術に踏み切る判断の一助になると予想され、将来の患者さんの治療成績向上につながると期待されます。
9 倫理審査 倫理審査委員会承認日:  2022年 10 月 12 日
10 研究計画書等 :
研究計画書及び研究の方法に関する資料を他の研究対象者等の個人情報の保護等に支障がない範囲内で入手又は閲覧できます。ご希望される場合は、「13 問合わせ先・相談窓口」にご連絡ください。
11 結果の公表 :学会や論文等で公表します。個人が特定されることはありません。
12 個人情報の取扱い:カルテ ID や氏名などの個人情報を研究用 ID に置きかえて使用するため、あなたの個人情報が外部へ漏れることはありません。カルテ ID と研究 ID の対応表は厳重に研究責任者において管理されます。研究の成果は、学会や学術誌などで公表されますが、この場合も、個人が特定される情報が公開されることはありません。

13 問合わせ先:
相談窓口:奈良県立医科大学附属病院 脳神経外科 担当者:岡本愛
電話 0744-22-3051( 内 線3421)
FAX 0744−22−4121(代表)
Mail neurosurg@naramed-u.ac.jp

TOPに
戻る