公立大学法人 奈良県立医科大学脳神経外科

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【3123】頭蓋頚椎移行部病変における解剖学的破格と手術成績調査

2021年10月20日

奈良県立医科大学附属病院で診療を受けられた皆様へ

当院では、以下の臨床研究を実施しておりますのでお知らせいたします。
下記の概要についてご確認いただき、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、試料・情報を用いませんので、以下の「問合せ先」までお申し出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
下記の研究は、奈良県立医科大学医の倫理審査委員会(以下、「倫理審査委員会」と略します)で審査され、奈良県立医科大学学長の許可を得て行います。

  1. 研究課題名:頭蓋頚椎移行部病変における解剖学的破格と手術成績調査
  2. 研究期間:学長許可日から 2022 年 12 月 31 日
  3. 対象患者:対象期間中に当院当科で頭蓋頚椎移行部の手術加療を受けた患者さん
  4. 対象期間:2011 年 1 月 1 日 から 2020 年 12 月 31 日
  5. 研究機関の名称:奈良県立医科大学附属病院脳神経外科
  6. 研究責任者:奈良県立医科大学付属病院 脳神経外科 竹島靖浩
  7. 使用する試料・情報等:以下の患者情報を診療録より収集します。
    1 臨床所見(年齢、性別、診断病名、既往歴、手術日・術式、術中画像、術前後の神経診察所見)
    2 画像所見(レントゲン、MRI、造影 CT、脊髄造影、脳血管撮影:これらより個々の病態や解剖学的破格を把握します)
    3 臨床経過(最終 follow−up 時の臨床症状、手術合併症の有無と種類)
  8. 研究の概要:頭蓋骨と頚椎との間を「頭蓋頚椎移行部」と呼び、神経・骨・血管の構造が大変複雑なため、手術治療の難しい部位でもあります。さらに、生まれ持った特異な構造(「奇形や破格(はかく)」と言います)が高頻度に認める部位でもあることが、この部位の手術治療や手術法の選択を難しくします。それぞれの「奇形や破格」についての報告はあるものの、同部位の手術治療例ひとくくりに報告した研究はとても少ないのが現状です。
    そこで、この部位の手術治療の際に事前に念頭におくべき「奇形や破格」を明らかにするためにこの研究を行います。今回の研究は、新たに研究対象者を募集することは行わず、過去に手術を受けられた患者さんの臨床情報を元に研究を行います。得られる知見により、将来の患者さんの治療成績向上につながると期待されます。
  9. 倫理審査:倫理審査委員会承認日 年 月 日
  10. 研究計画書等の閲覧等:研究計画書及び研究の方法に関する資料を他の研究対象者等の個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内で入手又は閲覧できます。詳細な方法に関しては以下13の問い合わせ先・相談窓口にご連絡ください。
  11. 結果の公表:学会や論文等で公表します。個人が特定されることはありません。
  12. 個人情報の取扱い:カルテ ID や氏名などの個人情報を研究用 ID に置きかえて使用するため、あなたの個人情報が外部へ漏れることはありません。カルテ ID と研究 ID の対応表は厳重に研究責任において管理されます。研究の成果は、学会や学術誌などで公表されますが、この場合も、個人が特定される情報が公開されることはありません。
  13. 研究成果の公表について:この研究成果は学会発表、学術雑誌などで公表します。

<問い合わせ先>

奈良県立医科大学附属病院 脳神経外科 竹島靖浩
電話:0744-22-3051(代表)
FAX:0744-29-0818
Mail:neurosurg@naramed-u.ac.jp

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