平成28年4月1日~2024年3月31日までの間に、脳梗塞の急性期治療としてtPA或は血栓回収療法を受けた患者さんへ
奈良県立医科大学付属病院では、上記課題名の研究に協力いたします。「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成29年5月30日施行)に基づき、匿名化された情報(診療録等)の研究利用について、以下に公開いたします。
この研究は、奈良県立医科大学の医の倫理審査委員会の承認を受け、学長の許可を得ています。
- 研究の目的と意義:現在、当院では、下記研究担当者と共同で、脳卒中の医療体制の整備のための研究を進めています。脳卒中や脳神経外科関連の疾患で入院された患者さんの臨床データを解析させて頂き、脳卒中をはじめとした脳神経外科医療の見える化に役立てることを目的としています。
- 研究の方法:奈良県立医科大学病院で脳神経外科関連疾患で入院された患者さんの臨床データを解析します。平成28年4月1日~2024年3月31日の期間内に退院した患者さんの病名、入院時の症状、治療の内容、治療の結果、退院時の症状等のデータを振り返って調査します。過去の診療記録を調査し、検査データや患者さんの病状などを数値化し、データのリストを作成し九州大学に郵送します。
この研究で使用する情報は、すべて各機関においてオプトアウト(通知又は公開と拒否する機会の提供)により入手し、誰のデータか分からなくした(匿名化)データです。
なお、この研究に必要な臨床情報は、全ての診療録より取り出しますので、改めて患者さんに行って頂く事はありません。
- 研究の題名:脳卒中の医療体制の整備のための研究 J-ASPECT Study
- 研究機関:平成28年4月1日~2024年3月31日
- 研究機関の名称:奈良県立医科大学附属病院脳神経外科
- 研究責任者:九州大学医学部脳神経外科講座 教授 飯原弘二
- 研究分担責任者:奈良県立医科大学脳神経外科 准教授 本山 靖
- 個人情報の取扱い:収集したデータは、匿名化した上で、統計的処理を行います。国が定めた倫理指針(「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」)に則って、個人情報を厳重に保護し、研究結果の発表にさいしても、個人が特定されない形で行います。
- お問い合わせ:この研究への情報提供を希望されてないことをお申し出頂いた場合、その患者さんお情報は利用しないようにいたします。ただし、お申し出頂いた時に、すでに研究結果が論文などで公表されていた場合には、完全に廃棄できないことがあります。情報の利用を希望されない場合、あるいは不明な点やご心配な事がございましたら、ご遠慮なく下記連絡先まで、メールまたはFAXにてご連絡下さい。この研究への情報的今日を希望されない場合でも、診療上なんら支障はなく、不利益をこうむることはありません。
<問い合わせ先>
奈良県立医科大学附属病院 脳神経外科 准教授 本山 靖
電話:0744-29-8866:内線3421
FAX:0744-29-0818
Mail:neurosrg@naramed-u.ac.jp