公立大学法人 奈良県立医科大学脳神経外科

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【1567】『開頭手術における腰椎ドレナージにともなう合併症のリスク因子解析

2019年07月28日

『開頭手術における腰椎ドレナージにともなう合併症のリスク因子解析』

概要
2007 年から 2016 年に手術を受けた患者さんのカルテ記録を元に、開頭手術に併用する腰 椎ドレナージ(以下 LSD)の安全性の検証を行い、危険因子を抽出するための観察研究で す。

目的
開頭手術に併用するLSDは手術を安全に進める為に有用ですが、反面LSDに伴う合併症の危 険性も危惧されます。LSDに伴う合併症が多いのかどうかを明らかにし、関連する合併症が あれば、それに関連する危険因子を抽出することを目的とします。また、これらの研究の 結果は学会や論文にまとめ公開する予定です。

対象
2007年~2016年までに奈良県立医科大学脳神経外科で開頭手術を受けた患者さんが対象と なります。

項目
年齢、性別、病名、手術名、手術時間、手術部位(開頭部位)、退院時の状態(modified Rankin Scale, GOS)、手術時腰椎ドレナージ施行の有無、術後腰椎ドレナージ留置期間 クモ膜下出血の場合には動脈瘤の局在、入院時の重症度 髄膜腫の場合には、手術摘出度(Simpson grade) 以上のデータをカルテから抽出します。

方法
カルテの記録から、開頭手術にLSDを併用した患者さんのデータと、おなじような疾患と背 景を持つ患者さんのデータを比較して、LSDに伴う合併症の発生を比較します。さらに、開 頭手術にLSDを併用した患者さんの中で、合併症を来した群と合併症が無かった群で比較を 行い両者の間の違いから危険因子を探ります。

研究責任医師 研究責任医師:氏名 本山 靖、所属 脳神経外科、
連絡先 myasushi@naramed-u.ac.jp (直通)0744-29-8866、(代表)0744-22-3051、(内線)2320

共同研究者と役割

2 ① 研究全般のアドバイザー:氏名 中瀬裕之、所属 脳神経外科
② 解析補助者:氏名 高村慶旭、所属 脳神経外科 研究に関する問合せ窓口 本山 靖、所属 脳神経外科、連絡先 myasushi@naramed-u.ac.jp (直通)0744-29-8866、(代表)0744-22-3051、(内線)2320

拒否機会の保障と連絡方法 この研究の結果は個人の特定が出来ない形でデータ解析が行われますが、カルテデータの研究参 加を拒否する事が可能です。該当期間に手術を受けた患者さんで、ご自身の記録を研究に利用され ることを望まれない方は、研究事務局にご連絡下さい。この研究への情報提供を停止させて頂きま す。

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