第15回 脳教カンファランス 橿原・吉野 を振り返って

竹 島 靖 浩
日 時:平成 25 年 7 月 20 日(土)〜21 日(日)
場 所:橿原ロイヤルホテル
会 長:中瀬裕之(奈良県立医科大学脳神経外科)

参加者:158 名


1. ヒヤリハットから得た教訓 座長 古家一洋平(奈良県立医科大学) 演者 立澤 和典(京都府立医科大学)
2. 術後過灌流が再燃した成人もやもや病の一例 座長 立澤 和典(京都府立医科大学) 演者 柏崎 大奈(富山大学)
3. 免疫抑制剤が投与されていた難治性硬膜下膿瘍の一例 −膿は広いな 大きいな− 座長 柏崎 大奈(富山大学) 演者 杉本 至健(山口大学)
4. 3 度の治療を要した脊髄傍髄動静脈瘻(spinal perimedullary AVF)の 1 例 座長 杉本 至健(山口大学) 演者 橋本 亮(東京医科大学)
5. 若手医師の苦悩と指導医の苦痛 座長 橋本 亮(東京医科大学) 演者 黒見 洋介(福島県立医科大学)
6. 術後重度の動眼神経麻痺が出現した眼窩内海綿状血管腫の一例 座長 黒見 洋介(福島県立医科大学) 演者 三塚健太郎(山梨大学)
7. 脳膿瘍との鑑別に苦慮した左前頭葉膠芽腫の一例

座長 三塚健太郎(山梨大学)
演者 古家一洋平(奈良県立医科大学)

脳教カンファランスは毎夏に開催されており今回が 15 回目である。
以前より 懇意にしている 7 大学が,それぞれ思い入れのある苦労した症例を持ち寄って 忌憚ない意見を寄せ合う熱気あふれる検討会である。
7 大学持ち回りの開催であり,第 8 回を奈良・春日野の地で開催(会長:榊寿右先生)した当教室にとって 7 年ぶりのホストである。
この第 15 回カンファランスでは橿原・吉野の地に お招きする事とした。
ホストの勤めとして万全の体制で迎えるべく,スタッフ有志を引き連れて前年春・当年春の 2 回,吉野山で下見を行っている(ちなみ に中瀬教授は計 3 回下見されています)。
中南和での開催とした故に,交通の便を理由に参加者の減少が危惧されたが,世界遺産「吉野」を大きくアピールしたことが功を奏したのか,そのような心 配は杞憂に終わり,158 名にご参加頂き盛会となった(第 8 回は 89 名)。
カンファランスの一般演題ではコメンテーターをお願いした世話人の先生方から鋭い突っ込みを頂きつつ熱い議論が交わされ,各大学が経験した今年一番の苦し みなどを分かち合った。その後東北大学冨永教授のご講演を拝聴して勉強した。 続いての懇親会では恒例の利き酒の催しも行われた。
2 次会は恒例のカラオケで あり,大学対抗カラオケ大会の様相で開始し大変盛り上がった。が,途中から 大学の垣根なく合い混じっての歌合戦となり,最後には参加者全員が肩を抱き 合って「サライ」を歌ったことは極めて印象的であった。二日酔の目をこすりつつ,モーニングセミナーとして山口大学鈴木教授に大変興味深い“ストレス対策”のお話をご講演頂いたあと,エクスカーションの為132名がバスに分乗して,飛鳥・吉野方面に移動した。 車内では当科でデザインしたオーダーメイドの飴を配り好評を頂いた。エクスカーションでは,健脚コースと称する「脳天大神 参拝コース」と,吉水神社・金峰山寺等を観光する 2 種類のコースの計 3 コースを準備した。 健脚コースは知る人ぞ知る 455 段の階段を一気に昇降する極めてタフなコースであり,あらかじめ注意喚起していたのだが,やはり脳神経外科医には看過できなかったのか,“脳天”の響きに誘惑された全参加者の半数にあたる 66 名もの方が参加された。
足が棒のようになりながらもがんばって階段を昇降頂いたのだが,皆の表情から満足感があふれていた。
世界遺産の観光を終えて昼食や入浴を済ませ,後は帰路のみとなった帰りのバス乗車時に,「1 名少ないです・・・」と報告を受けたときにはぞっとしたが,その後,行方不明者が出ているという報告は受けていないので,こちらも杞憂に終わったものと考えている。
幸い晴天にも恵まれ,大きな問題もなく予定通り遂行でき,各大学から感謝のお言葉を頂戴したことで事務局としては安堵しましたが,会長をはじめご協 力いただいたスタッフ,旅行会社・ホテルの皆さんそれぞれが十二分にホストとして努めて頂いた事が成功裏に終わる事のできた最大の要因であり,この場をお借りして皆様に深謝申し上げます。
また,当教室一同の取り組みが「一体感」として,他大学の皆様にもよく伝えられたのではないかと感じております。 皆様おつかれさまでした。

 

 

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